第19回ほいくえんの手作りおやつ展について
日頃、各保育園(所)・認定こども園で実施されている給食の内容の一部を県民の皆様に知っていただき、保育所(園)での給食メニューがバラエティーに富み、子どもたちの育ちのなかで、とても大切な役割を担っていることを公表しながら、育児における食育の重要性を考えていただく機会になることを目的に開催致します。今年度は各ブロックから選考された5作品が出展され、審査会にて各賞が決定しました。
山梨県知事賞
- 山梨県知事賞
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甲州市立松里保育所ころころドーナツ
山梨県社会福祉協議会会長賞
- 山梨県社会福祉協議会会長賞
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富士吉田市立第二保育園トマトチーズ蒸しパン
山梨県保育所保護者連合会 会長賞
- 山梨県保育所保護者連合会 会長賞
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北杜市立みどり保育園さつまいもの黄金焼き
講評
今回も作り手の温かい気持ちが伝わってくるような、おやつを出品していただきました。
食を通じて子どもたちの健やかな成長を願い、ご尽力くださる先生方に心より感謝申し上げます。
おやつの時間は子どもにとっても大人にとっても嬉しいリフレッシュの時間です。しかしながら、食事だけでは不足しがちな栄養素を補う役割があることも忘れてはいけません。手を伸ばせば、甘くておいしく、高エネルギーのおやつを豊富に食べることのできる環境にある現代の子どもたち。働く保護者が増えたことも子どもたちの食環境に影響があるかと思います。
今回のおやつには地元の特産品を使用したり、噛み応えがあるものであったり、素材の味を活かした素朴なおいしさが詰まっていたりと愛情いっぱいの工夫がなされていました。
こうしたおやつ作りへの思いを上手に伝えることで、ご家庭とも連携しながら『食育』が進んでいくのだと思います。
おやつ展の開催は乳幼児期の子どもに携わるものにとって様々な気づきをくださる貴重な機会だとあらためて感じます。
お忙しい中、出品してくださった先生方、開催にあたりご尽力いただきました、山梨県保育協議会をはじめとする関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。
山梨県児童福祉栄養士会会長 梶原 智子